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sodate Stories ・ 2026.07.30

マイクロン4日で25%安。CEOの株売却と大口顧客との対立も重なった

マイクロンが9.94%安の$739.00。中国CXMTの上場に始まったメモリ売りは4日目に入り、7月23日からの下げは約25%に達した。この日は韓国SKハイニックスの決算が過去最高益でも予想に届かず、さらにマイクロン固有の重石が2つ加わった。CEOによる約$37Mの株売却の開示と、アップルが中国製メモリの調達許可を米政権に求めているという報道だ。

MU2.77%AMAT0.71%ARM1.20%2分で読める ・ sodate 編集部
マイクロンの拠点。メモリ売り4日目で9.94%安、7月23日からの下げは約25%に達した
Malaysia Skyline · CC BY 4.0

マイクロンの下げが止まらない。水曜は9.94%安の$739.00。中国のメモリ大手CXMTが上海に上場した月曜から数えて4日目の下げで、7月23日の高値からは約25%を失った。

売りの土台は変わっていない。CXMTの上場初日466%高と、中国が露光装置の国産量産を始めたという報道が重なり、「中国勢の増産でメモリの高値相場が早く終わる」という筋書きが世界のメモリ株に値段を付け直させている。水曜は韓国のSKハイニックスが決算を出し、過去最高益なのに市場予想に届かなかったことで、この筋書きがさらに補強された。半導体全体では、週初からの時価総額の消失が$1Tを超えたと報じられている。

マイクロン固有の重石が2つ増えた

この日のマイクロンには、業界の売りに加えて自社の材料も重なった。

1つは、CEOメロートラ氏による約$3,730万分の株売却が当局への提出書類で開示されたことだ。売却自体は事前に定めた計画に沿うものだが、株価が急落している最中の開示は、タイミングとして最悪だった。

もう1つは報道だ。アップルが、CXMTと長江存储という中国メモリ2社からの調達の許可を米政権に求めており、マイクロンがこれに反対していると伝えられた。最大級の顧客が中国製メモリへの扉を開けようとしているなら、それは「中国の増産」という筋書きが、単なる供給の話ではなく顧客の流出の話になることを意味する。

装置と設計も巻き込まれたまま

装置のアプライドマテリアルズは8.40%安で3日続落。中国の装置国産化の報道以降、下げ幅はむしろ日ごとに広がっている。アームは8.11%安。この日の引け後に決算を控え、6月の高値から4割下げた水準でも持ち高を減らす売りが先行した。

4日で25%という下げの速さは、疑いが確信に変わる速さでもある。ただ、価格を崩すほどの中国製メモリが実際に市場へ出てくるのは、早くても来年以降だ。株価が織り込んだ未来と、工場が動く現実の間には、まだ長い距離がある。その距離を埋めるのは、次のメモリ価格の統計と、各社の決算の数字になる。

sodate Daily ・ 2026.07.30この日の朝刊を読む

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