本文へ移動
米国終値 —
Stories 一覧に戻る
sodate Stories ・ 2026.08.22

ロビンフッド13.70%高、未上場株を取引所で売る試み

ロビンフッドが金曜に13.70%高の$108.13となり、一日の上げ幅で最大になった。暗号資産の値上がりに加えて、未上場企業の株式を持つファンドを取引所で売買できる形にする方針が材料となった。ゴールドマン・サックスは目標株価を$123へ引き上げた。

HOOD▲13.70%COIN▲8.20%FUTU▲9.68%3分で読める ・ sodate 編集部
ロビンフッドの共同創業者が登壇した2016年の様子(TechCrunch Disrupt New York)。
TechCrunch · CC BY 2.0

ロビンフッドが金曜に13.70%高の$108.13で終えた。個別銘柄で一日の上げ幅が最大である。

材料は三つ重なった。ビットコインの値上がりと暗号資産規制が緩む期待、8月10日に始めた英国での暗号資産取引、そして未上場企業の株式を取引所で売買できる形にする試みだ。

HOODRobinhood Markets$108.13▲13.70%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $87 〜 $108

NYSEで売る未上場株、すでに2本目

これまで未上場企業の持ち分は、機関投資家やベンチャーキャピタルしか買えなかった。ロビンフッドはその持ち分を集めたファンドをニューヨーク証券取引所に上場させ、個人が普通の株のように売買できる形にしている。

すでに動いているロビンフッド・ベンチャーズ・ファンドはSpaceXなどを組み入れている。8月にはY Combinator出身の企業を対象にした2本目のファンドも上場した。数字で見える会社への投資から、見えない会社への投資へ、個人投資家の手が伸びる仕組みだ。

基準価額を90%上回るという弱点

この仕組みには裏がある。未上場企業の株には日々の値段がなく、ファンド自身が見積もった評価額に頼るしかない。

先行するファンドは、上場から3か月ほどで基準価額を90%近く上回って取引される場面もあった。人気が先行して値段が膨らみやすく、逆に冷めれば下がり方も急になりうる。組み入れた企業が上場や売却にたどり着くとは限らない。値付けの不透明さが、この仕組みの弱点である。

コインベースも8.20%高

同じ日、暗号資産関連ではコインベースが8.20%高だった。ビットコインの値上がりと規制緩和の期待が、取引所株を広く押し上げている。

金融の周辺ではフューチューが9.68%高、ファーストキャッシュが9.41%高と続いた。ゴールドマン・サックスはロビンフッドの目標株価を$118から$123へ引き上げている。

この日の金融まわり前日比・8/21

見ておくのは次のファンドとSECの扱い

朝刊で見たとおり、この日は金利の動きが業種を分けた一日だった。ロビンフッドの上げは、その流れとは別に自社の事業の広がりで買われた形になる。

次に見るのは、未上場株ファンドの新規上場がどの頻度で続くか、そして規制当局がこの仕組みをどう扱うかである。


sodate Daily ・ 2026.08.22この日の朝刊を読む

きょうのほかの記事

  1. 130年債5.27%、公益株だけ0.99%安になった
  2. 2銅8.69%高、レアアース9.10%高。掘る会社の理由
  3. 3上げ相場でアリババ8.57%安、理由は別々
  4. 4モデルナ8.86%高。3日間の値動きを追う

記事に出てくる会社の経営者

関連銘柄

この記事の会社の裏にいる会社

開示に書かれた仕入れ先・委託先の記録です。編集部の推論で、事実の報告ではありません。