FUTU
Futu Holdings店舗を持たない代わりに、アプリの中で利用者同士が銘柄を語り合う場を作り、そこを集客の入口にしている。香港、シンガポール、米国、日本などで個別に免許を取り、同じ画面から各国の市場につなぐ。
スマートフォンのアプリ上で株式や派生商品を売買する場を個人に提供し、売買手数料と信用取引の利息を受け取る。収入のおよそ7割は、いまも香港の証券子会社から上がってくる。
相場が下げて個人の売買が細ると、手数料収入は同じ速さで縮む。信用取引は急落時に焦げ付きを抱えやすく、中国本土での規制強化は新規顧客の入口そのものを狭める。
稼いだ資金は海外での利用者獲得と各国の免許取得に振り向けられ、株主への還元は後回しになっている。創業者が会長と最高経営責任者を兼ね、出自であるソフトウェア会社の色が運営に残る。
新しい口座がどれだけ増えるかと、相場が沸いているかどうかに収入が直結する。中国本土側の事業は出資ではなく契約で束ねる形をとっており、当局の姿勢がその形をどこまで許すかに左右される。
この会社をどう読むか
Futu Holdingsは2007年、深圳のソフトウェア受託会社として始まった。創業者の李華氏が2012年に香港で証券免許を取得し、そこから証券会社へと姿を変えている。
収入の柱はいまも香港の証券子会社で、全体のおよそ7割を占める。ただしその比率は年ごとに下がっており、シンガポールや米国、日本へ免許を広げた分だけ、香港の相場ひとつに首根っこを押さえられる度合いは薄まってきた。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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