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sodate Stories ・ 2026.08.28

ホーメル10.25%安。値上げは効いたが、買う量が7.4%減った

スパムやスキッピーを売る食品大手が、通期の売上見通しを引き下げた。四半期の売上は2.4%減にとどまるが、販売数量は7.4%減っている。値上げで金額の落ち込みは抑えたものの、棚から出ていく量そのものが減った。同じ日、生活必需品セクターは1.33%安だった。

HRL▼10.25%CELH▼6.36%SFM▼6.67%3分で読める ・ sodate 編集部
ミネソタ州オースティンにあるホーメル・フーズの本社。同社株はこの日10.25%安となった
Myotus · CC BY-SA 4.0

ホーメル・フーズが10.25%安の$21.28で引けた。

スパムの缶詰とスキッピーのピーナッツバターを作る会社である。売上の落ち込み自体は小さい。問題は中身のほうだった。

売上は2.4%減、数量は7.4%減

四半期の売上は前年比2.4%減の$2.96Bで、市場予想に届かなかった。

一方、実際に売れた数量は7.4%減っている。差の5ポイントは値上げが埋めた分である。金額の目減りは値札で抑えたが、棚から出ていく量そのものが減った。

主力の小売部門はもっとはっきりしていて、売上4%減に対し数量は9%減だった。

HRLHormel Foods$21.28▼10.25%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $21 〜 $26
ホーメルの1か月。決算の1日で8月の値幅を超えて下げた

通期の売上見通しを引き下げた

会社は、自社ブランド以外のナッツ菓子の需要が弱く、消費者の支出が締まっていることを理由に挙げた。

通期の売上見通しは$12.2B〜12.5Bから$12.1B〜12.2Bへ引き下げている。1株利益の見通しは下限だけをわずかに上げた。売上が減っても利益は守れる、という形である。

生活必需品は1.33%安、セリシウスは6.36%安

11セクターのうち、生活必需品は1.33%安、一般消費財は1.06%安で下位に並んだ。上げた情報技術の1.76%高とは対照的である。

セクター騰落前日比・8/27
  • 情報技術▲1.76%
  • エネルギー▲1.09%
  • 素材▲0.48%
  • 資本財▲0.13%
  • 金融▲0.06%
  • 公益事業▼0.45%
  • ヘルスケア▼0.47%
  • 不動産▼0.55%
  • コミュニケーション・サービス▼0.78%
  • 一般消費財▼1.06%
  • 生活必需品▼1.33%

エナジードリンクのセリシウス・ホールディングスは6.36%安。ドイツ銀行が投資判断を引き下げ、主力ブランドの回復時期が2027年度へ先送りされた点を挙げた。自然食品スーパーのスプラウツ・ファーマーズ・マーケットも6.67%安である。

値上げで売上を守る手は、数量が減り続ける限りいつか止まる。次の四半期で数量の減りが縮まるかどうかが、この一群の見どころになる。市場全体の動きは朝刊にまとめている。

sodate Daily ・ 2026.08.28この日の朝刊を読む

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