ホーメル・フーズが10.25%安の$21.28で引けた。
スパムの缶詰とスキッピーのピーナッツバターを作る会社である。売上の落ち込み自体は小さい。問題は中身のほうだった。
売上は2.4%減、数量は7.4%減
四半期の売上は前年比2.4%減の$2.96Bで、市場予想に届かなかった。
一方、実際に売れた数量は7.4%減っている。差の5ポイントは値上げが埋めた分である。金額の目減りは値札で抑えたが、棚から出ていく量そのものが減った。
主力の小売部門はもっとはっきりしていて、売上4%減に対し数量は9%減だった。
通期の売上見通しを引き下げた
会社は、自社ブランド以外のナッツ菓子の需要が弱く、消費者の支出が締まっていることを理由に挙げた。
通期の売上見通しは$12.2B〜12.5Bから$12.1B〜12.2Bへ引き下げている。1株利益の見通しは下限だけをわずかに上げた。売上が減っても利益は守れる、という形である。
生活必需品は1.33%安、セリシウスは6.36%安
11セクターのうち、生活必需品は1.33%安、一般消費財は1.06%安で下位に並んだ。上げた情報技術の1.76%高とは対照的である。
- 情報技術▲1.76%
- エネルギー▲1.09%
- 素材▲0.48%
- 資本財▲0.13%
- 金融▲0.06%
- 公益事業▼0.45%
- ヘルスケア▼0.47%
- 不動産▼0.55%
- コミュニケーション・サービス▼0.78%
- 一般消費財▼1.06%
- 生活必需品▼1.33%
エナジードリンクのセリシウス・ホールディングスは6.36%安。ドイツ銀行が投資判断を引き下げ、主力ブランドの回復時期が2027年度へ先送りされた点を挙げた。自然食品スーパーのスプラウツ・ファーマーズ・マーケットも6.67%安である。
値上げで売上を守る手は、数量が減り続ける限りいつか止まる。次の四半期で数量の減りが縮まるかどうかが、この一群の見どころになる。市場全体の動きは朝刊にまとめている。
