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米国終値8/28
S&P 5007,711.76-0.25%
NASDAQ26,402.42-0.52%
Dow Jones53,559.99-0.02%
Russell 20002,972.37-1.39%
VIX14.43-0.08
ドル円160.07+0.51%
10年債4.72%+0.05
原油 WTI83.46-0.08%
4,506.20-2.25%
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sodate Daily ・ 2026.08.286分で読める ・ sodate 編集部

エヌビディア8.74%高。連れ高したのは半導体でなくソフトだった

木曜の米国株はナスダックが1.57%高。前日引け後のエヌビディア決算が来期およそ70%の増収見通しを示し、AI投資への疑いが引いた。ただし連れ高したのは半導体ではなくソフトウェアで、セールスフォースが22.58%高、オクタが28.63%高。AMDとマイクロンはむしろ小幅安だった。

サンフランシスコのセールスフォース・タワー。同社株はAI事業の伸びを受けてこの日22.58%高となった
Dead.rabbit · CC BY-SA 4.0

木曜の米国株は、上げた場所がはっきり分かれた。

ナスダックが1.57%高の26,541.35、S&P 500が0.72%高の7,730.99である。一方でダウは0.20%高、小型株のラッセル2000も0.28%高にとどまった。

この日の値8/27 終値
S&P 500
7,730.99
0.72%
NASDAQ
26,541.35
1.57%
Dow Jones
53,569.44
0.20%
Russell 2000
3,014.34
0.28%

きっかけは前日の引け後に出たエヌビディアの決算だった。ただし、その恩恵を受けたのは半導体ではなかった。

エヌビディアは来期およそ70%の増収を示した

数字そのものより、次の1年の見通しが効いた。

エヌビディアの5〜7月期の売上は$96.2Bで、前年比106%増。市場予想の$92.2Bを上回った。データセンター部門は過去最高の$89.0Bである。調整後の1株利益$2.22も予想$2.09を超えた。

株価を動かしたのは、次の会計年度の売上がおよそ70%伸びるという会社の見通しだった。AIへの投資がどこかで止まるのではないか、という疑いがひとまず引いた。

株価は8.74%高の$227.98。時価総額は$5.5Tを超え、世界首位に戻っている。

NVDANVIDIA$227.988.74%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $190$228
エヌビディアの1か月。8月下旬の下げを決算で取り戻した

半導体は連れ高せず、AMDは0.89%安だった

AI投資が続くという話なら、半導体全体が上がってもよさそうに見える。

実際にはそうならなかった。AMDは0.89%安、マイクロンは0.32%安、サンディスクも0.96%安である。上げたのはブロードコムの4.49%高くらいだった。

エヌビディアの好調は、同じ市場を分け合う会社にとって必ずしも朗報ではない。読み手が受け取ったのは「AI設備投資は続く」であって、「半導体がみな売れる」ではなかった。

AI半導体のうち、上げたのは2社だけ前日比・8/27

上げたのはソフト。セールスフォースが22.58%高

資金が向かった先は、AIを売り物にするソフトウェアだった。ソフト関連のETFは1日で6.5%上げている。

セールスフォースが22.58%高の$252.05で、超大型株の上昇率首位に立った。5〜7月期の売上は$11.35Bで前年比11%増。AI事業のAgentforceとData 360の年間経常収入が$3.9Bを超え、前年比210%以上伸びたことが評価された。通期の売上見通しも$46.1B〜46.4Bへ引き上げている。

同社はあわせて、アンソロピックとの提携拡大も発表した。

決算を出したソフト各社の木曜前日比・8/27

決算を出した他社も強い。認証のオクタが28.63%高、クラウドストライクが20.50%高だった。

製薬向けソフトのヴィーバ・システムズは15.20%高、半導体設計のシノプシスも13.39%高である。

決算を出していない銘柄まで動いた。設計ソフトのフィグマが13.28%高、アトラシアンが10.18%高である。「AIに仕事を奪われる側」として売られてきた一群が、この日は逆に買われた。

セクターで上げたのは5つ。生活必需品は1.33%安

11セクターのうち上げたのは5つで、首位は情報技術の1.76%高だった。

セクター騰落前日比・8/27
  • 情報技術1.76%
  • エネルギー1.09%
  • 素材0.48%
  • 資本財0.13%
  • 金融0.06%
  • 公益事業0.45%
  • ヘルスケア0.47%
  • 不動産0.55%
  • コミュニケーション・サービス0.78%
  • 一般消費財1.06%
  • 生活必需品1.33%

下から数えたほうが早いのが生活必需品の1.33%安、一般消費財の1.06%安である。消費に関わる決算が、そろって弱かった。

ホーメル・フーズは10.25%安。通期の売上見通しを引き下げ、販売数量は7.4%減っている。バーリントン・ストアーズは7.64%安で、こちらは関税の還付$55Mを全額値下げに回すと述べたためだ。

消費まわりの決算は弱かった前日比・8/27

エナジードリンクのセリシウス・ホールディングスも6.36%安。ドイツ銀行が投資判断を引き下げ、主力ブランドの回復時期が2027年度へ先送りされた点を挙げた。

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