原子力の新興企業が金曜、そろって売られた。
ニュースケール・パワーが15.67%安の$8.61、オクロが9.18%安の$36.22である。ウラン濃縮のセントラス・エナジーも8.18%安の$152.31、ナノ・ニュークリア・エナジーも5.47%安だった。
SMRNuScale Power▼15.67%
OKLOOklo▼9.18%
LEUCentrus Energy▼8.18%
NNENano Nuclear Energy▼5.47%
UBSは目標株価を$6に下げ、建設まで5年超と見た
ニュースケールの下げのきっかけは、UBSの格下げだった。投資判断を中立から売りに下げ、目標株価を$6とした。
UBSは、競合の設計が建設に進む一方で、ニュースケールは建設に5年超かかると見ている。着工は2028年に1件だけと想定した。
2026年から2028年の3年間で、およそ$700Mの現金が出ていくとも試算している。
SMRNuScale Power$8.61▼15.67%オクロは$1Bの売り出し枠。前回の平均は$55.64
オクロは同じ日、最大$1Bの新株を市場で少しずつ売る契約を、10の証券会社と結んだ。
5月に結んだ前回の枠では、約1,797万株をおよそ$1Bで売っている。平均の値段は$55.64だった。今回は、その3分の2ほどの株価から同じ額を集めにいく。
新しい株が増えれば、1株あたりの価値はその分だけ薄まる。
売上が無いうちに建設費を払う。金利が上がると重くなる
小型の原子炉を手がける会社は、まだ売上がほとんど無い。それでいて、建設費は先に払う。
借りるにせよ株を売るにせよ、資金の値段が上がれば計画は重くなる。市場はこの日、来週16日の会合で利上げがある確率を約9割と見ていた。
次に見るのは、どこが先に着工するか
UBSが挙げたのは、競合が建設に進んでいるという点だった。次に見るのは、どの会社が先に実際の着工にこぎつけるかである。
朝刊は9月12日号に。
