オラクルが木曜の引け後に出した決算は、数字だけ見れば強かった。
2027年5月期の第1四半期は、売上が30%増の$19.35Bで予想を上回った。AI向けに計算資源を貸すクラウド基盤の売上は、121%増の$7.4Bである。
受注残は$664B。一方で現金は$5.4B出ていった
受注残は$664Bで、6月から$26B増えた。会社は、そのおよそ半分が今後36か月で売上になると見ている。
一方で、四半期の設備投資は$28.5Bと、前年の$8.5Bから3倍を超えた。フリーキャッシュフローは$5.4Bの赤字である。
株価は時間外で4%上げた。ところが金曜の取引が進むにつれて上げ幅を失い、1.74%安で引けている。
今期の設備投資は$90B〜$95Bで据え置き
市場が別の意味で反応したのは、設備投資の見通しだった。
ヒラリー・マクソンCFOは、今期の設備投資を$90B〜$95Bで据え置くと述べた。24/7 Wall St.は、このお金がAI向けのラック・冷却・ネットワークを納める会社に流れると指摘している。
DELLDell Technologies▲11.98%
HPEHewlett Packard Enterprise▲12.44%
SMCISuper Micro Computer▲7.28%
ORCLOracle▼1.74%
デルは最高値。まだ作り始めていない注文が$95B
デル・テクノロジーズは11.98%高の$567.29で、過去最高値を付けた。
RBCキャピタルがこの日、目標株価$640の強気の評価で調査を始めている。デルには、まだ作り始めていないサーバーの注文が$95Bある。
ヒューレット・パッカード・エンタープライズは12.44%高、スーパー・マイクロ・コンピューターは7.28%高だった。スーパー・マイクロは、前の四半期に$60Bを超える新規の受注を得たと説明している。
次に見るのは、借りて建てる側が息切れしないか
オラクルの借入は総額$125Bに達し、支払利息は前年から55%増えた。
設備を売る側にとって、オラクルの投資はそのまま売上である。ただ、その投資は借金に支えられている。金利が上がる局面で、借りる側がこの速さを保てるかが次の論点になる。
朝刊は9月12日号に。


