発電設備のGEベルノバが月曜、8.62%安の$874.76で引けた。
調査会社の売り推奨が出たところに、週末のAIの減速論が重なった。
目標株価$470は、いまの株価の半分近く
GLJリサーチのゴードン・ジョンソン氏が、売り推奨でGEベルノバの調査を始めた。目標株価は$470で、前日の終値を5割ほど下回る。
主張は、景気で波のあるガスタービンの会社に、ずっと伸び続ける会社の値段が付いているというものだ。
24/7 Wall St.によると、同社の受注残は4〜6月期で$176Bある。株価は今年に入って上げてきたが、この1か月では下げていた。
AIの減速論が、電力の需要の前提を揺らした
同じ日、電力の設備を作る会社も広く売られた。
イートンが7.57%安、データセンターの電源や冷却を手がけるバーティブが7.65%安、送電工事のクアンタ・サービシズが4.39%安である。
GEVGE Vernova▼8.62%
ETNEaton▼7.57%
VRTVertiv Holdings▼7.65%
PWRQuanta Services▼4.39%
CEGConstellation Energy▼7.09%
TLNTalen Energy▼8.38%
電気を売る側も下げた。コンステレーション・エナジーが7.09%安、タレン・エナジーが8.38%安である。
24/7 Wall St.は、AIの開発の速さをめぐる週末の議論が、電力需要の見込みを揺らしたと伝えている。データセンターの電気が増え続けるという前提が、これらの株価を支えてきた。
次に見るのは、受注が積み上がり続けるか
Utility Diveによると、GEベルノバのガスタービンは2030年まで予約でほぼ埋まる見込みだ。ただし予約の中には、まだ正式な契約になっていない枠も含まれる。次の決算で、受注の伸びが続くかが確かめどころになる。
AI各社が設備投資の計画を変えなければ、電力の需要の前提は崩れない。大手IT各社の見通しを見たい。
朝刊は9月15日号に。
