半導体株が売られた月曜、サイバーセキュリティの会社はそろって大きく上げた。
ゼットスケーラーが16.52%高の$191.73、クラウドストライクが13.85%高の$235.38である。パロアルトネットワークスも13.09%高の$373.94となった。
ZSZscaler▲16.52%
CRWDCrowdStrike▲13.85%
PANWPalo Alto Networks▲13.09%
OKTAOkta▲11.98%
RBRKRubrik▲15.64%
FTNTFortinet▲9.04%
NETCloudflare▲7.77%
きっかけは「AIの速さを落とせ」という論考
土曜、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOが、AIの能力を上げる速さを落とすべきだとする論考を出した。オープンAIのサム・アルトマンCEOも、これに同意している。
論考は、AIエージェントの群れが勝手にサイバー攻撃をした事例に触れていた。より賢い群れが出てくれば、被害は数千億ドル規模になりうるという。
24/7 Wall St.によると、市場はこれを「脅威が増えれば、守りへの支出も増える」と読んだ。
大手から中型まで、2けたの上げが並んだ
上げは一部の会社に限らなかった。ID管理のオクタが11.98%高、データ保護のルーブリックが15.64%高である。
中型でも、センチネルワンが14.48%高、テナブルが16.51%高となった。フォーティネットは9.04%高、クラウドフレアは7.77%高である。
クラウドストライクのCEOは、AIの開発は続くと応じた
クラウドストライクのジョージ・カーツCEOも、週末に反応している。
最先端のAIを作る会社は、どのみち開発を進めるという見方だ。そのうえで、その開発を安全にするのがセキュリティ業界の役目だと述べた。
同社は9月上旬の自社イベント「Fal.Con」で、AIエージェントのID管理などの新製品を発表していた。RBCキャピタルなど複数の証券会社が、目標株価を上げている。
次に見るのは、期待が受注に変わるか
この日の上げは、会社の決算や受注ではなく見通しで動いたものだ。
AIを使う企業が、実際にセキュリティへの予算を増やすか。次の決算で、各社の受注の伸びに表れるかを見たい。
朝刊は9月15日号に。


