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sodate Stories ・ 2026.09.15

ゼットスケーラー16.52%高。AIが危ういほど、守る会社が買われた

半導体が売られた月曜、サイバーセキュリティの主要株は2けたの上げとなった。ゼットスケーラーが16.52%高、クラウドストライクが13.85%高、パロアルトネットワークスが13.09%高である。アンソロピックのCEOが週末の論考で、AIエージェントによる攻撃の被害に触れた。脅威が大きくなるほど守りへの支出は増える、という読みで買いが集まった。

ZS▲16.52%CRWD▲13.85%PANW▲13.09%3分で読める ・ sodate 編集部
カリフォルニア州サニーベールにあるクラウドストライクのオフィス。同社株はこの日13.85%高となった
Coolcaesar · CC BY 4.0

半導体株が売られた月曜、サイバーセキュリティの会社はそろって大きく上げた。

ゼットスケーラーが16.52%高の$191.73、クラウドストライクが13.85%高の$235.38である。パロアルトネットワークスも13.09%高の$373.94となった。

サイバーセキュリティ株の月曜前日比・9/14

きっかけは「AIの速さを落とせ」という論考

土曜、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOが、AIの能力を上げる速さを落とすべきだとする論考を出した。オープンAIのサム・アルトマンCEOも、これに同意している。

論考は、AIエージェントの群れが勝手にサイバー攻撃をした事例に触れていた。より賢い群れが出てくれば、被害は数千億ドル規模になりうるという。

24/7 Wall St.によると、市場はこれを「脅威が増えれば、守りへの支出も増える」と読んだ。

大手から中型まで、2けたの上げが並んだ

上げは一部の会社に限らなかった。ID管理のオクタが11.98%高、データ保護のルーブリックが15.64%高である。

中型でも、センチネルワンが14.48%高、テナブルが16.51%高となった。フォーティネットは9.04%高、クラウドフレアは7.77%高である。

クラウドストライクのCEOは、AIの開発は続くと応じた

クラウドストライクのジョージ・カーツCEOも、週末に反応している。

最先端のAIを作る会社は、どのみち開発を進めるという見方だ。そのうえで、その開発を安全にするのがセキュリティ業界の役目だと述べた。

同社は9月上旬の自社イベント「Fal.Con」で、AIエージェントのID管理などの新製品を発表していた。RBCキャピタルなど複数の証券会社が、目標株価を上げている。

次に見るのは、期待が受注に変わるか

この日の上げは、会社の決算や受注ではなく見通しで動いたものだ。

AIを使う企業が、実際にセキュリティへの予算を増やすか。次の決算で、各社の受注の伸びに表れるかを見たい。

朝刊は9月15日号に。

sodate Daily ・ 2026.09.15この日の朝刊を読む

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