光ファイバーやガラスのコーニングが月曜、13.70%安の$143.60で引けた。
きっかけは、金曜に届け出た新しい株の売り出しの枠である。
価格も株数も決めない$2Bの枠
コーニングは、最大$2Bの普通株を市場で売り出せる仕組みを設けた。売り出しの窓口はゴールドマン・サックスが担う。
価格や株数は、あらかじめ決めない。いつ、どれだけ売るかは会社が選ぶ。資金の使い道は「一般的な事業目的」としている。
株が増えれば、1株あたりの利益は薄まる。どこまで増えるか読めない仕組みであることが、売りを大きくした。
8日にベライゾンと光ファイバーの契約を結んだばかり
コーニングは今年、AI向けのデータセンター需要で大きく上げてきた。8日には、ベライゾンに光ファイバーを長く納める契約を発表したばかりである。
その契約の事情は9月9日の記事に書いた。
コヒレント12.73%安、ルメンタム9.92%安
同じ日、光でデータを運ぶ部品の会社も売られた。コヒレントが12.73%安、ルメンタム・ホールディングスが9.92%安である。
GLWCorning▼13.70%
COHRCoherent▼12.73%
LITELumentum Holdings▼9.92%CIENCiena▼8.55%
FNFabrinet▼7.73%
24/7 Wall St.は、コヒレント、ルメンタム、ファブリネットの3社に固有の発表は無かったとしている。週末に出たAIの減速論が、データセンターの光の配線の需要を疑わせたという。
次に見るのは、実際にどれだけ売ったか
枠を設けても、すぐに全額を売るとは限らない。四半期ごとの報告で、実際に売った株数と金額が明らかになる。
AI向けの需要が続く限り、調達したお金は増産に回る可能性がある。使い道の説明が出るかを見たい。
朝刊は9月15日号に。
