ジェネラック・ホールディングスが木曜、18.34%高の$207.23で引けた。大型株で最も大きな上げである。
家庭用の非常用発電機で知られる会社が、AIのデータセンターの電源を取りにいった。
GNRCGenerac Holdings$207.23▲18.34%総額は最大$8B、初回納入の見込みが$2.4B
ジェネラックはSECに提出した資料で、アマゾン・ドット・コムと長期の供給契約を結んだと明らかにした。
ウィスコンシン公共ラジオ(WPR)によると、アマゾンのデータセンター向けの産業用非常用発電機で、支払いは最大$8Bになる。2027年と2028年の初回納入は$2.4Bになる見込みだと8-Kは書いている。
ジェネラックのジャグドフェルドCEOは、この契約でアマゾンへの産業用非常用発電機の長期の供給元になったと述べた。
アマゾンには、株を買う権利が付いた
契約にはもう一つ、めずらしい条件が入っている。
WPRによると、アマゾンはジェネラック株を1株$200前後で最大約170万株買う権利を得た。うち30万株超はすぐに行使でき、残りは支払いと納入が進むにつれて権利が確定する。
買い手が売り手の株主になる形である。納入が進むほどアマゾン側の取り分が増えるので、供給が続く動機が双方に生まれる。
同じ日、ガスエンジンの会社も450MWを受注した
データセンターの電源をめぐる動きは、この1社にとどまらない。
Investing.comによると、ガスエンジンのINNIOは、米国のエネルギー会社から450MW分のイエンバッハJ624エンジンを受注したと発表した。北米のデータセンターに、送電網を通さずに電気を送る用途である。納入は2028年までに終える。株価は12.03%高の$20.96だった。
GNRCGenerac Holdings▲18.34%INIOINNIO N.V.▲12.03%
次に見るのは、非常用が常用になるかどうか
これまで発電機は「停電したときのもの」だった。データセンターでは、送電網が間に合わない場所で電気を作る手段にもなりつつある。
ジェネラックの契約は最大$8Bだが、8-Kが見込みとして挙げたのは初回の$2.4B分である。残りが積み上がるかどうかは、アマゾンのデータセンターの建設が計画どおり進むかにかかる。
電気代を誰が払うかという議論も、同じ日に議会で動いた。そちらは下院の法案の記事に書いた。
朝刊は9月18日号に。

