オートネーションが木曜、10.49%安の$174.88で引けた。中型株で最も大きな下げである。
決算の発表日ではない。きっかけは、投資家向けの会議での説明だった。
会議で挙がった3つの逆風
Seeking Alphaによると、オートネーションはモルガン・スタンレーが開いた会議で、当面の重荷を3つ挙げた。
1つは価格の高さである。買い手にとって車が買いにくい状態が続いている。2つ目は整備部門の伸びが鈍っていること、3つ目は電気自動車の販売の落ち込みである。
整備は、車を売った後に長く稼げる部門である。3つのうち会社の稼ぎ方の中心に触れるのは、この2つ目になる。
利益の8割は、車を売る以外から出ている
会社自身は、事業の形はそう簡単には崩れないと説明している。
Seeking Alphaによると、オートネーションは利益の2割だけが車の販売の粗利から出ており、残り8割は整備と金融商品から出ていると述べた。
裏を返せば、その8割の側に鈍りが見えたことになる。市場が反応したのは、この点である。
1社の話では終わらなかった
売りは業界全体に広がった。
ANAutoNation▼10.49%
SAHSonic Automotive▼9.27%LADLithia Motors▼5.17%
ABGAsbury Automotive Group▼3.74%
GPIGroup 1 Automotive▼2.77%
ソニック・オートモーティブが9.27%安、リシア・モーターズが5.17%安である。アズベリー・オートモーティブ・グループは3.74%安、グループ1・オートモーティブは2.77%安だった。
同じ日、S&P 500は1.14%上げている。相場が戻った日に、この業界は逆を向いた。
次に見るのは、10月の決算で整備の数字がどう出るか
この日の下げは、数字そのものではなく、会議での言葉への反応である。裏づけが出るのは各社の7〜9月期の決算になる。
見るべきは新車の台数より、整備部門の売上と粗利の伸びである。会社が自ら「利益の8割」と言っている部門だからだ。
朝刊は9月18日号に。
