財務データが揃わず、性格の分類はしていない
株主に中南米各国の中央銀行が並ぶという成り立ちから、一部の国では優先債権者としての扱いを受けてきた。個人向けの業務を持たないぶん、貿易金融という一点に人員と資本を集中できる構えになっている。
普通の銀行が扱う個人の預金口座や住宅ローンを一切持たず、中南米の企業や金融機関を相手にした貿易金融に事業を絞る。輸出入の短期融資や信用状の保証、シンジケートローンなどを扱う商業部門と、余剰資金を運用する財務部門の二本立てで、融資の利ざやと手数料、運用益を積み上げる。
中南米のどこかの国が対外債務の返済に行き詰まれば、その国向けの与信が一気に焦げ付く。過去の債務再編では貿易金融という性格とClass A株主の顔ぶれを理由にドルの送金制限を免れてきたが、次も同じ扱いを受けられる保証はないと会社自身が断っている。市場からの調達に頼る以上、その窓口が細れば貸す側も動けなくなる。
回転の速い短期の貿易金融に絞り、信用リスクを抑える堅実な運営を続けてきた。全従業員の3割にあたる114人を営業に配置し、既存の企業や金融機関との関係の深耕に力を入れる。
資金の出し手は個人ではなく、域内の中央銀行や金融機関からの銀行間預金、国際銀行からの借り入れ、そして自ら発行する債券だ。この調達を保ち続けられるかと、中南米の貿易量そのものの厚みで、稼ぐ力の上限が決まる。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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