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Banco Santander
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バンコ・サンタンデールの支店。赤地にSantanderのワードマークと炎ロゴ
バンコ・サンタンデールの支店。赤地にSantanderのワードマークと炎ロゴ
強み

一国に根ざす銀行とは違い、成熟した欧州と成長を続ける中南米の両方に大きな顧客基盤を持ち、片方が鈍っても他方で補えるつくりになっている。

成長ドライバー

個人や企業から預金を集めて住宅ローンや事業資金を貸し出し、その金利差で稼ぐ、ごく普通の銀行業を核とする。スペイン一国にとどまらず、英国、ブラジル、メキシコ、米国など複数の国でそれぞれ現地の銀行として営業しており、各地の稼ぎを合わせた構造を持つ。

リスク

事業を広げた国の数だけ、景気後退や通貨安のリスクも抱え込む。中南米の通貨が急落すれば、現地で稼いだ利益をユーロに換算した時点で目減りする。欧州の銀行には資本の積み増しを求める規制も重くのしかかる。

経営の癖

大きな買収より既存拠点の収益力の底上げを優先し、各国での貸し倒れ管理とデジタル化に資金を割く。株主還元は配当が中心。

読みの軸

稼ぎの土台は各国の金利水準と、貸したお金がきちんと返ってくるかどうかだ。とくにブラジルやメキシコなど中南米は通貨も金利も変動が大きく、その動き次第で利益が揺れる。

この会社をどう読むか

サンタンデールという名前をスペインで見た人より、英国やブラジル、メキシコの街角で赤い炎のマークを見た人の方が多いかもしれない。本拠はスペインだが、稼ぎの大半は海外の現地銀行としての営業から生まれている。

欧州と中南米という、成熟度の違う二つの市場にまたがって営業している点がこの銀行の性格を決めている。中南米の高い金利は稼ぎを押し上げる一方、通貨が急落すればユーロ換算の利益はしぼむ。両方の顔を持つことが強みでもあり、読みにくさの元でもある。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Banco Santander の提出書類
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