安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
サウスカロライナの沿岸のリゾートの地域に、ジョージア州の都市圏を加える地盤が最大の特徴。とりわけ、リゾートや退職者の市場という、構造的に高所得の層と退職者の預金の基盤が、独自の安定を生む。上場したばかりで、成長の余地も持つ。地域の大手や中堅の地方銀行とは異なる、沿岸のリゾートの地域に特化しジョージアへ広げる上場直後の小型の地方銀行の立ち位置にいる。
サウスカロライナ州の沿岸の地域や、ジョージア州の都市圏で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。事業や商業用の不動産、政府の保証付きの小規模な事業者向けの融資、住宅の融資に加え、個人向けの預金の商品を扱う。地盤の沿岸の地域は、リゾートや観光、退職者の市場からなり、中堅企業や専門職、富裕層に密着する。上場したばかりで、地盤の沿岸と成長を狙うジョージアの二段構えで運営する。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
ハリケーンの被害や観光業の不振、退職者の流入の鈍りといった、沿岸の地域の景気の後退が弱点になる。金利の急な変動も利ざやを圧迫する。商業用の不動産の融資の焦げ付きもある。地域の大手の銀行による合併の圧力や、中堅の地方銀行との競争も激しい。上場したばかりで、機関の投資家からの信頼が試される面もある。増資が続けば持ち分が薄まる。
配当を出す経営。現在の経営者が率いる。保守的な融資の規律と、沿岸の地域に密着した文化を保ちつつ、ジョージア州への戦略的な拡大と、上場した後の機関の投資家との関係の構築を進める。配当の維持と、選んだ小規模な買収の検討が、運営の中核のテーマになっている。
沿岸の経済と、金利、ジョージアへの拡大に依存する。地盤とするサウスカロライナの沿岸の観光や不動産、退職者の市場の経済が保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、ジョージア州の都市圏への戦略的な拡大が進むか、そして商業用の不動産が健全かが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $260M(11%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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