
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
保険を引き受けるのでも売るのでもなく、支払う側の手続きを代行する立場に徹している。70カ国を超える拠点網を、どの保険グループにも属さない独立系のまま維持している例はほかにあまりない。
保険会社や自家保険を持つ企業に代わり、事故や災害の被害額を査定して保険金の支払い手続きを処理する。北米の損害査定、国際事業、第三者請求処理のBroadspire、保険会社向けのPlatform Solutionsの四部門を持つ。2025年の売上高は立替金を除いて$1.27B。
大きな災害が起きない静かな年は、請求処理の仕事そのものが細る。保険仲介の大手が査定業務を自社に取り込めば、Crawfordが長く担ってきた領域が削られていく。
北米・国際・Broadspire・Platform Solutionsの四部門を地域ごとの運営単位として回し、拠点網を支える技術基盤に投資を続けている。株主還元を保ちながら、二種類の株式という長年の資本構成には手を付けていない。
ハリケーンや地震のような大規模災害が起きるほど請求件数が増え、査定の仕事が積み上がる。保険会社が査定機能を自前で抱えず外部に出し続けるかどうかも、需要の土台になっている。
資産 $764M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $173M(23%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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