FLS
Flowserve過酷な条件に耐える大型のポンプ・バルブという専門分野で、長年の実績と幅広い品ぞろえを持つ点が強み。プラントに組み込まれた機器は、保守・交換・修理の安定した需要を生み、新規投資の波を和らげる。世界中のプラントに設置された機器の保守を担える供給網と信頼を築いた立ち位置にいる。
石油精製や化学、発電、水処理などのプラントで、液体を送るポンプや、流れを制御するバルブ、漏れを防ぐ部品の販売が収益の柱。過酷な条件で使われる大型の機器を、プラントの建設や設備更新に合わせて供給する。新規の機器に加え、稼働中の設備の保守・交換・修理という安定した需要が大きい。産業の基幹設備を支えて稼ぐ構造になっている。
原油価格の低迷や景気後退で、石油・化学・発電の設備投資が絞られると、新規の機器の販売が落ち込む。プラント建設は周期が大きく、投資の谷の時期は受注が細る。原材料費の上昇や、供給網の混乱、競合との価格競争も、収益の重しになりうる。設備投資の循環に業績が大きく左右される。
配当を出しつつ、保守・交換事業の強化と、技術開発、効率的な生産に力を入れる経営。設備投資の周期で振れる新規機器の販売を、稼働設備の保守・交換需要で和らげ、過酷な用途に応える専門性と世界の供給網を生かして着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
石油や化学、発電などの設備投資と、稼働設備の保守・交換需要に依存する。これらの産業の投資が活発か、稼働中のプラントの保守や交換の需要を取り込めるか、原油価格などが設備投資の意欲を左右するか、そして原材料費を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(38%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$760M
- 他の流動資産$2.3B
- 固定資産$2.7B
- 流動負債$1.5B
- 長期借入金$1.5B
- 短期借入金$50M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 15.8%
- ROIC
- 8.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $506M
- フリーCF
- $435M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $110M
- 配当性向
- 31.7%
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