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Oxford Square Capital投資適格の債券を並べるのではなく、損失を最初に引き受ける位置に資産の4割近くを置く配分が、同じBDCの中でも際立つ。厚い利回りと引き換えに、焦げ付きの順番でも一番前に立っている。
運用を外部の会社に任せる投資会社だ。2025年末の保有は企業向けの優先担保付き債務が58.5%、ローンを束ねた証券化商品CLOの中で返済順位が最も低いエクイティ部分が37.8%。この二つから入る利息と分配が配当の原資になる。
景気が傷んで貸し倒れが増えると、返済順位の最も低いCLOエクイティから先に価値が削られる。運用報酬は総資産に対して四半期ごとに発生する契約で、資産価値が下がった四半期でも支払いは止まらない。
運用会社は総資産に年2.00%の基本報酬を受け取る契約を持つが、2016年に自ら1.50%で計算した額と比べて低いほうを採用する覚書を出し、それが今も続く。報酬の取り方に自分から上限をかぶせた珍しい取り決めだ。
投資先の企業が利息を払い続けられるかどうかが、第一の前提になる。CLOエクイティから受け取った現金は2025年に約$24.1Mで、この流れが細れば配ることのできる額も細る。
この会社をどう読むか
Oxford Square Capitalの配当がどこから出ているかをたどると、資産は大きく二つに割れる。企業向けの優先担保付き債務が6割弱、残る4割近くは、ローンを束ねた証券化商品の中で最初に損を引き受ける部分だ。
厚い利回りは、その最劣後の位置に立ち続けることの対価として受け取っている。景気が傾けば損失は真っ先にここへ届くので、配当の持続力は投資先企業の返済状況とほぼ同じものを見ていることになる。
バランスシート (要約)
資産 $307M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $145M(47%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$52M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −12.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$14M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $31M
- 配当性向
- —
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