
生命再保険という専門性の高い分野に特化し、世界中の保険会社のリスクを引き受ける規模と、死亡率などを評価する高度なデータ・分析力が強み。保険会社にとって欠かせないリスクの受け皿として、長年の実績と信頼を持つ。専門特化で参入障壁が高い立ち位置にいる。
生命保険会社が引き受けた死亡・健康のリスクの一部を、再保険として肩代わりするのが収益の柱。保険会社から再保険料を受け取り、その範囲で保険金の一部を負担する。加えて、預かった資金を運用して得る利益も大きい。生命保険のリスクを評価・引き受ける専門性と、運用益で稼ぐ構造になっている。
死亡率の想定外の悪化(感染症の流行など)が起きると、保険金の負担が膨らむ。金利の急低下は運用益を圧迫する。再保険料率が下がる局面では引き受けの採算が悪化する。長期の契約が多く、見積もりの誤りが後から効いてくるリスクも抱える。
安定した配当を増やしつつ、リスクの引き受けの規律と、運用、新市場の開拓に力を入れる経営。死亡率などを精緻に見積もる専門性を軸に、採算の取れる再保険を引き受け、運用益と合わせて長期で着実に稼ぐ力を積み上げる方針が特徴になっている。
生命保険会社の再保険需要と、運用環境に依存する。保険会社がリスク移転に再保険をどれだけ使うか、死亡率などのリスクを正確に見積もれるか、預かった資金を運用する金利・相場環境、そして新しい市場や商品を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $156.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $13.5B(9%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$4.2B
- 長期借入金$5.7B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $23.7B
- 売上成長率
- 7.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 5.0%
- ROE
- 8.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $4.1B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 17.3%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $240M
- 配当性向
- 20.3%
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