SLRC
SLR Investment融資を保有するだけの同業と違い、担保の種類ごとに専門の貸し手を子会社として抱える。設備、医療機関の売掛金、一般企業の売掛金では審査の勘所がまったく違うため、その違いを部署ではなく別会社という単位で解いた。
本体は年商$50Mから$1Bほどの中堅企業への担保付き融資だが、それとは別に貸し手そのものを保有している。上位の保有先は、設備リースのキングスブリッジ・ホールディングスと、売掛債権を担保に貸すSLRクレジット・ソリューションズやSLRビジネスクレジットだ。その事業が生む利益も取り込む。
景気後退で借り手が詰まると、担保を処分しても損失が残る案件が出てくる。制度上、稼いだ所得のほぼ全額を配当に回す形をとるため、利益の目減りは配当の減額として株主に直接届く。
投資判断は外部のSLRキャピタル・パートナーズが担い、その報酬体系が経営の性格を決める。純資産を増やすことより、当期に出せる利息収入を確保することが優先される組み立てになっている。
借り手である中堅企業の返済力と、担保に取った設備や売掛債権の値持ちが収益の源になる。自社が銀行や社債市場から調達する金利が上がれば、貸出金利との差が細る。
この会社をどう読むか
SLR Investmentは中堅企業に金を貸すBDC(事業開発会社)だが、保有資産の一覧を見ると様子がおかしい。上位に並ぶのは借り手の社名ではなく、SLRという自社の名を冠した貸金会社そのものだ。
設備リース、医療機関の売掛金、一般企業の売掛金では、値踏みの勘所がまるで違う。この会社はその違いを社内の部署ではなく、別々の会社を抱えることで解いた。投資判断は外部の運用会社が下し、集まった利息は大半が配当として出ていく。中身は貸金業の集合体で、外側だけが投資会社の形をしている。
バランスシート (要約)
財務データが十分に揃っていない
- 現金・現金同等物$16M
- 長期借入金$1.1B
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$72M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
SLRC の掲示板
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