配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
ヘッジファンド型の失敗から引受第一へ転換し、黒字体質を取り戻した再建の実行力が最大の強み。専門代理店との提携網は、自前で営業を持たずに案件を選べる身軽さになる。純資産を下回る評価からの見直しを狙う、出直しの中堅の立ち位置にいる。
災害や賠償、医療や信用など特殊な分野の保険と再保険の引受収益が柱になる。代理店と組んで引き受ける専門分野の保険を増やし、収益の安定度を高めた。保険料の浮きを債券中心で運用する利息も支えになる。投機的な運用に頼った過去を改め、引受の利益で稼ぐ構造に立て直した。
巨大災害の年は引受の損失が膨らむ。市況の軟化は料率の追い風を消す。過去の投機的運用の記憶は、評価の割引として残りやすい。提携代理店の引受が緩めば、損失は時間差で現れる。
配当を出さず、余剰資本を自社株買いに振り向ける経営。引受の選別と費用の削減を徹底し、運用は保守的に保つ。提携の質を磨いて引受の黒字を続ける方針が特徴になっている。
引受の規律と、保険市況、提携代理店の質に依存する。引受の黒字を保つ選別が続くか、災害の損失が想定内に収まるか、提携する専門代理店の案件の質が保たれるか、そして資本の余剰を還元と成長に振り分けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $12.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.5B(20%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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