SPXC
SPX Technologies空調設備と検知機器という、それぞれ専門性が高く競合の限られた分野に絞り込み、しっかりした地位を持つ製品を束ねる点が強み。高い利益率の製品を選んで買収で組み合わせ、保守や部品の繰り返し需要も取り込む。的を絞った産業機器の集合体として、効率よく稼ぐ立ち位置にいる。
建物や産業向けの冷却塔・暖房などの空調設備と、地中の配管や電線を探す検知機器、変圧器の試験装置などの販売が収益の柱。それぞれの専門分野でしっかりした地位を持つ製品を、買収で組み合わせてきた。機器本体に加え、保守や交換部品も売れる。専門性の高い産業機器を、的を絞った分野に供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退で建設や産業設備の投資が絞られると、空調設備などの販売が落ち込む。原材料費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。特定の製品分野への需要の偏りや、買収に頼った成長の一服、供給網の混乱も、収益の重しになりうる。設備投資の波に業績が振られる面を持つ。
配当を出さず、利益を買収による事業拡大と、利益率の高い分野への集中、効率化に振り向ける経営。専門性が高く競合の限られた分野を選んで束ね、利益率を高めながら、設備投資で振れる需要を保守・部品の繰り返し需要で和らげ、買収で着実に成長して稼ぐ方針が特徴になっている。
建設や産業設備の投資と、インフラの保守・更新需要に依存する。建物や工場の空調設備の需要が強いか、電力・通信インフラの整備で検知機器が売れるか、技術で他社に差をつけ高い利益率を保てるか、そして買収で事業を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(62%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$364M
- 他の流動資産$780M
- 固定資産$2.5B
- 流動負債$461M
- 長期借入金$497M
- 短期借入金$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.3B
- 売上成長率
- 14.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 15.5%
- 純利益率
- 10.8%
- ROE
- 10.9%
- ROIC
- 10.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $333M
- フリーCF
- $241M
- 営業CFマージン
- 14.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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