CPRT
Copart
全米と海外に広がる広大な車の保管場と、世界中の買い手を集めるネット競売の仕組みが最大の強み。多くの買い手が集まるほど高く売れ、それがさらに売り手を引き寄せる好循環を持つ。用地と買い手の輪は新規参入が難しく、堅い立ち位置を築いている。
事故車や廃車をネットの競売にかけ、売買が成立した際に売り手と買い手の双方から得る手数料が収益の柱。保険会社などから車を預かり、自社の広大な保管場に集め、世界中の解体業者や修理業者へ競売で売る。取引が成立するたびに手数料を得る仲介の仕組みで稼ぐ構造になっている。
事故車の発生が減ったり、保険会社が他の業者へ流したりすると、預かる台数が減る。中古車や部品の価格が下がると、落札価格が落ちて手数料も減る。新規参入や競合との競争、保管場の用地確保の難しさも、リスクになりうる。
配当を出さず、稼いだ資金を車の保管場の用地取得と、競売の仕組みの強化に振り向ける経営。買い手と売り手が集まる好循環を生かし、用地を着実に押さえて取扱台数を増やすことで、高い利益率を保って稼ぐ力を高める方針が特徴。
預かる事故車の台数と、競売での落札価格に依存する。保険会社から車を集める関係を保てるか、世界中の買い手をどれだけ集められるか、そして中古部品や車の価格の動向が、業績を左右する大きな前提になる。車の保管場をどれだけ確保できるかも鍵になる。
バランスシート (要約)
資産 $10.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9.2B(91%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$2.8B
- 他の流動資産$3B
- 固定資産$4.3B
- 流動負債$683M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4.6B
- 売上成長率
- 9.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 36.5%
- 純利益率
- 33.4%
- ROE
- 16.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.8B
- フリーCF
- $1.2B
- 営業CFマージン
- 38.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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