景気敏感な事業で、配当も出す会社
三社しかない信用調査の寡占的な立場で、融資の現場に欠かせないデータを握る点が最大の強み。蓄積した信用データは他社が簡単に集められず、照会されるたびに料金が入る。データ分析や不正検知、海外への展開で、信用情報を軸に事業を広げられる立ち位置にいる。
個人の借入や返済の履歴を集めて蓄積し、銀行やカード会社が融資の審査に使う際の利用料が収益の柱。情報が照会されるたびに料金が入る。これに、企業向けの不正検知やマーケティング向けのデータ分析、海外事業が加わる。膨大な信用データを握り、融資や与信の判断に使われることで稼ぐ構造になっている。
景気後退や金利上昇で融資が冷え、審査が減ると照会回数が落ちる。データの管理をめぐる規制や、大規模な情報漏れが起きると、賠償や信頼低下のコストが膨らむ。三社の寡占ゆえ規制の標的になりやすいことや、競合との競争も、リスクになりうる。
配当を出しつつ、データ分析サービスの強化と、海外事業の拡大、借入の管理に力を入れる経営。寡占的な信用情報の地位を生かして利用料を高め、不正検知やマーケティングなど用途を広げて、融資以外の収益も育てて稼ぐ力を高める方針が特徴。
融資や与信の活発さと、データの照会回数に依存する。住宅ローンやカード審査でデータがどれだけ参照されるか、利用料を引き上げられるか、データ分析や海外事業を伸ばせるか、そして金利・景気が、業績を左右する大きな前提になる。融資慣行に深く根づいている点が土台だ。
資産 $11.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.4B(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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