UHAL
U-Haul Holding引っ越し業者が代わりに運ぶのに対し、この会社は自分で運ぶための道具と場所を貸すことに徹する。会社が第一に掲げるのは、より良い商品と役務をより多くの人により安く届けること。1945年のトレーラー貸しから看板は変えていない。
看板の商売は、トラックやトレーラーを時間・日単位で貸すことと、貸し倉庫の賃料。自社運営の店舗に加え独立した加盟店の網を全米とカナダに広げ、梱包資材の販売もそこに乗せる。
数万台規模のトラック・トレーラーの車両群を維持し入れ替えるには絶えず資金がかかり、燃料や整備の費用が利益を削る。傘下に自動車保険や生命保険の子会社を抱えており、その運用成績が業績のブレを増やす面もある。
手元の資金は、まず車両と倉庫への設備投資に向かう。部品を再利用できる形で作り、環境への負荷を減らすという方針も、日々の運営の中に組み込んでいる。
稼ぎは個人の引っ越しの多さと、貸し倉庫がどれだけ埋まっているかで決まる。住宅の売買が冷えて人の移動が減れば、トラックの貸し出しはすぐに鈍る。
この会社をどう読むか
U-Haulは引っ越し業者ではない。トラックやトレーラーを持たない人が、自分で荷物を運ぶための道具を、時間・日単位で貸し出す会社であり、1945年にトレーラーの貸し出しから始まった。
貸し倉庫や梱包資材の販売もそこに重ねているが、事業の芯にあるのは「運ぶのを手伝う」のではなく「運ぶための道具を貸す」という立場の違いだ。同じグループには自動車保険や生命保険を扱う子会社もあり、トラックを貸すだけでは終わらない、やや変則的な構えを持つ。
バランスシート (要約)
資産 $21.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.6B(35%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$1.1B
- 長期借入金$8.1B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6B
- 売上成長率
- 3.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 7.2%
- 純利益率
- 1.4%
- ROE
- 1.1%
- ROIC
- 2.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.8B
- フリーCF
- −$1.4B
- 営業CFマージン
- 29.7%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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