景気敏感な事業で、配当も出す会社
創業家が大株主として守り続ける、ほぼ無借金の保守的な財務が最大の強み。毎週の集配で顧客と顔を合わせる関係は乗り換えの面倒さを生み、収益の大半が繰り返し型になる。最大手より小回りが利く第二勢力として、価格と地域密着で食い込む手堅い裏方の立ち位置にいる。
工場や整備場などで働く人の作業服・ユニフォームを企業に貸し出し、毎週回収して洗濯し届け直すレンタル契約の料金が収益の柱。マットやモップ、救急用品などの職場用品も同じ配送網で貸す。契約は複数年で自動的に続き、景気に関わらず作業服は毎週汚れる。全米に張り巡らせた集配ルートで稼ぐ構造になっている。
景気後退で顧客の従業員数が減ると、貸し出す制服の枚数がそのまま減る。業界最大手との競争は激しく、価格で攻められると利益率の低さが弱点になる。洗濯工場と配送網は固定費が重く、地域の景気悪化を吸収しにくい。創業家支配は安定の裏で、経営刷新の遅さという副作用も持つ。
配当を続けながら、利益の多くを洗濯工場の増強と基幹システムの近代化に再投資する経営。創業家の長期目線のもと、買収は小さく慎重に重ね、借入に頼らない。派手さはないが景気の波を何十年も生き抜いてきた堅実運営が特徴になっている。
顧客企業の雇用と、契約の継続、集配ルートの効率に依存する。製造業や建設業の働き手の数が保たれるか、解約を抑えて値上げを通せるか、燃料や人件費の上昇をこなせるか、そして基幹システムの刷新で大手との生産性の差を縮められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(78%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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