排水用のプラスチック管という分野で全米最大の規模を持ち、軽くて施工しやすい樹脂管でコンクリート管から需要を置き換えてきた点が強み。再生プラスチックを多く使う環境対応も追い風になる。水管理システムまで含めた一括供給と全米の生産・物流網を持ち、排水分野で先行する立ち位置にいる。
雨水や排水を流す大型のプラスチック製の管(樹脂管)と、水をためたりろ過したりする水管理システムの販売が収益の柱。道路や宅地の造成、商業施設の建設などで、地中に埋めて排水を処理する設備として使われる。従来のコンクリート管に比べ軽くて施工しやすい。再生プラスチックを多く使う管を供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退や金利上昇で建設・インフラ整備が冷えると、排水管の需要が落ち込む。原料の樹脂やプラスチックの価格変動を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。建設の季節要因や天候による工事の遅れ、競合との価格競争も、収益の重しになりうる。建設需要の波に業績が左右される。
配当を出しつつ、生産能力の拡大と、水管理システムの強化、効率的な物流に力を入れる経営。建設需要で振れる販売に対し、コンクリート管からの置き換えと水管理需要の取り込みで成長を保ち、再生プラスチックの追い風を生かしながら最大手の規模で着実に稼ぐ方針が特徴。
建設やインフラ整備の活発さと、排水設備の需要に依存する。宅地造成や道路、商業施設の建設が活発か、軽くて施工しやすい樹脂管がコンクリート管から需要を奪えるか、原料となる樹脂の価格を価格に転嫁できるか、そして大雨対策など水管理の需要を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(41%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$223M
- 他の流動資産$1B
- 固定資産$3.3B
- 流動負債$509M
- 長期借入金$1.6B
- 短期借入金$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.1B
- 売上成長率
- 5.0%
- 粗利率
- 38.3%
- 営業利益率
- 20.3%
- 純利益率
- 14.0%
- ROE
- 22.9%
- ROIC
- 14.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $819M
- フリーCF
- $569M
- 営業CFマージン
- 26.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $56M
- 配当性向
- 13.2%
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