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sodate Stories ・ 2026.08.26

オクロ11.54%高。原子力が年初来の安値圏から一斉に戻した

小型原子炉のオクロが11.54%高となり、原子力の銘柄が揃って上げた。ニュースケール・パワー8.40%高、カメコ4.59%高、燃料のセントラス9.17%高である。年初から3割超下げていた一群に、売られ過ぎの買い戻しと固有の材料が重なった。

OKLO▲11.54%SMR▲8.40%CCJ▲4.59%2分で読める ・ sodate 編集部
米オレゴン州ポートランドにある小型原子炉のニュースケール・パワーの本社。同社株はこの日8.40%高となった
NuScale · CC BY-SA 3.0

火曜、小型原子炉のオクロが11.54%高の$44.27で終えた。

一社の話ではない。同じ小型原子炉のニュースケール・パワーが8.40%高、ウラン最大手のカメコが4.59%高、燃料濃縮のセントラス・エナジーは9.17%高である。

原子力まわりの火曜前日比・8/25

年初から3割超下げた後の、買い戻しから始まった

この一群は年初から大きく売られてきた。銘柄によっては年初来で3割を超える下げである。

下げが続いた資産には、どこかで「売られ過ぎ」の買い戻しが入る。火曜の上げの土台はそれだった。そこに、固有の材料が2つ重なっている。

試験炉の初臨界と、カナダとの摩擦

ひとつはオクロの進捗である。同社が関わる試験炉が8月5日に初臨界、つまり核分裂の連鎖反応が自立して続く状態に到達した。米エネルギー省の実証プログラムの枠で5基目と伝えられている。設計図の会社ではなく、動く炉を持つ会社に近づいた。

もうひとつは貿易である。カナダとの摩擦が激しくなり、電力と燃料を外国に頼ることへの警戒が語られ始めた。ウランの供給網を国内で持つ意味が再認識され、採掘のウラニウム・エナジーも6.08%高となった。

OKLOOklo$44.27▲11.54%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $37 〜 $48
オクロの1か月。下げ基調の途中に、火曜の反発が入った

見ておくのは、反発が続くかどうかの分かれ目

次に見るのは、この上げが一日で終わるかである。

売られ過ぎの買い戻しは長続きしない。続くとすれば、電力会社との契約や規制の認可といった、炉が現実の商売に近づく知らせが要る。オクロの初臨界はその一歩だが、商業炉まではまだ距離がある。火曜の市場全体の動きは朝刊にまとめている。

sodate Daily ・ 2026.08.26この日の朝刊を読む

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