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sodate Stories ・ 2026.08.26

スーパーマイクロ9.35%高。シスコの販路と受注残$60Bが効いた

AIサーバーのスーパーマイクロ・コンピューターが9.35%高となった。シスコシステムズがAI基盤の販売プログラムに同社の機器を採用し、10月から自社の顧客へ売り始めると発表したためである。会社側は過去最高の受注残も明らかにした。

SMCI▲9.35%DELL▲4.23%NVDA▲2.19%2分で読める ・ sodate 編集部
スーパーマイクロ・コンピューターの拠点。シスコの販売プログラムへの採用で株価は9.35%高となった
SMCI · CC BY-SA 4.0

火曜、AIサーバーのスーパーマイクロ・コンピューターが9.35%高の$38.46で終えた。

直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $26 〜 $40
スーパーマイクロの1か月。火曜の上げがこの期間で最も大きい

材料は、ネットワーク機器最大手のシスコシステムズが発表した販売の枠組みである。

シスコの顧客網が、そのまま新しい販路になる

シスコはエヌビディアと組んで、企業向けにAI基盤一式を売る「Secure AI Factory」という枠組みを持っている。

今回、その中にスーパーマイクロの液冷・空冷サーバーが採用された。シスコは10月から、自社の顧客にスーパーマイクロのラック一式を提供し始める。

スーパーマイクロにとっての意味は分かりやすい。シスコが長年抱えてきた企業顧客の網が、そのまま自社製品の販路になる。自前の営業では届かなかった相手に、シスコの信用で売れるようになる。

新規受注は$60B超、受注残は過去最高と説明した

もうひとつの材料は受注の積み上がりである。

経営陣は、新規受注が$60Bを超えて積み上がり、受注残が過去最高になったと説明した。受注残は、これから売上になる仕事の在庫である。この数字が伸びている間は、成長の燃料が切れていないことになる。

同じAIサーバーのデル・テクノロジーズも4.23%高、エヌビディアも2.19%高と、周辺が揃って上げた日でもあった。

AIサーバーまわりの火曜前日比・8/25

見ておくのは、販路が数字になるまでの時間

次に見るのは、シスコ経由の販売が実際の売上に出てくる時期である。

提供開始は10月なので、数字に表れるのは早くても年末の四半期になる。それまでは受注残の増減が先行指標になる。エヌビディアの決算が今夜出れば、AIサーバー全体の需要の温度も分かる。火曜の市場全体の動きは朝刊にまとめている。

sodate Daily ・ 2026.08.26この日の朝刊を読む

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