
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
地方銀行に、企業の退職金の事務や健康貯蓄口座、資産運用という手数料の事業を併せ持つ複合型という珍しい構造が最大の特徴。純粋な地方銀行より手数料の収入が厚く、金利の悪化への耐性が比較的高い。純粋な退職金の運用会社とも違う中間の立ち位置を取る。手数料の事業を厚く持つ、複合型の金融の立ち位置にいる。
二つの異なる金融の事業を併せ持つのが事業の柱。一つは、ノースダコタやミネソタ、アリゾナを地盤にした、預金と融資を行う地方銀行の事業。もう一つは、企業の年金や退職金の制度の事務や運用、健康のための貯蓄口座、富裕層向けの資産運用を代行する、手数料の事業。手数料の事業の比率が、地方銀行としては高い。利ざやに頼りすぎない構造を持つ。預金と貸出の金利差に、手数料を加えて稼ぐ構造になっている。
金利の急な変動は、銀行の利ざやを揺らす。商業用の不動産への融資の悪化は、貸し倒れを招く。退職金の制度の代行では、巨大な運用の会社との競争が激しい。株式市場の下落は、富裕層向けの運用資産を減らす。健康貯蓄口座でも専門の同業との争いがある。地方の人口の流出も、長い目では需要を細らせる。
配当を出し十年以上にわたり増やしながら、銀行の規律と、退職金や健康貯蓄口座の手数料の事業の拡大を両輪で進める経営。手数料の収入の厚さで、金利の悪化への耐性を高める。保守的な財務と地方への密着の文化を重んじつつ、手数料の事業を育てて安定を図る方針が特徴になっている。
地域経済と、退職金の需要、手数料事業に依存する。地盤とするノースダコタやミネソタの地域の経済が保たれるか、企業の退職金の制度の需要や、健康貯蓄口座の市場が伸びるか、富裕層向けの資産運用が株式市場に支えられるか、そして金利の水準が銀行の利ざやに有利に働くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $5.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $565M(11%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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