ASBA
Associated Banc-Corp(社債)大手ではなく地方の中堅銀行が発行する劣後社債で、その分だけ普通の銀行債より利回りが厚い設計。銀行本体の信用力を利回りに換えて受け取る性格の証券になっている。
この証券自体は事業を持たない。本体の銀行業の収益を裏付けに年6.625%の利息を受け取り、2033年の満期に額面で償還される。途中で利率が市場金利に合わせて見直される条項も付いている。
銀行の経営が揺らぐ局面では、劣後という言葉どおり預金者や通常の債権者より返済の順番が後になり、値下がりが普通社債より深くなる。金利の急変動も市場価格を大きく動かす。
証券そのものに経営はなく、本体の経営姿勢に従う。本体は米中西部の複数の州で支店網を持つ伝統的な商業銀行で、貸出の規律と預金の安定がこの社債の重要条件になる。
支払いの源は本体の銀行としての健全性。中西部の景気と貸出の焦げ付き、米国の金利水準が本体の体力を左右し、この社債の値段と安心感を決める。
この会社をどう読むか
ASBA は、米中西部を地盤とする中堅銀行 Associated Banc-Corp(普通株は ASB)が発行した上場劣後社債だ。2033年の満期まで年6.625%の利息を受け取る、債券の性格を持つ銘柄。
劣後社債は、銀行が傾いたときに返済の順番が後ろになる代わりに、利回りが厚い。だから読むべきは株価ではなく銀行本体の健全性で、会社の性格は ASB のページが本体になる。この証券は「地銀にお金を貸して厚めの利息を受け取る器」と捉えるとよい。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $45.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5B(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$1.7B
- 長期借入金$1B
- 短期借入金$308M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.5%
- ROIC
- —
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $616M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $156M
- 配当性向
- 32.8%
ASBA の掲示板
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