財務データが揃わず、性格の分類はしていない
産物が銀だけで済む鉱山は世界でも数が少なく、この会社の主力はその例にあたる。品位の高い一山を軸に据え、その東には金と銀に亜鉛や鉛が混じる鉱床を控えさせている。
モロッコ中部の山中にある銀山を丸ごと自社で持ち、露天掘りと坑内掘りを併せて鉱石を出している。鉱石から薬品で銀を溶かし出して地金に仕上げ、その時々の相場で売る。
銀が下げれば逃げ場がなく、支えになる別の金属も別の国の鉱山も手元にない。次の柱にしたい鉱床はまだ机上の検討が続いており、建設に踏み切れば相応の資金を外から入れることになる。
配当は一度も出したことがなく、手元の現金は増産の設備と探鉱、そして鉱区の買い足しに回してきた。2026年にはトロントに加えてナスダックにも上場し、資金の入り口を広げている。
銀の相場に売上がほぼ丸ごと連れて動き、拡張した設備をどれだけ詰まらせずに回せるかで費用の側が決まる。操業も探鉱も鉱区の許認可もモロッコ一国のなかで完結し、薬剤や鋼球といった消耗品は中国と欧州からの輸入に頼っている。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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