安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
小さな町では事実上の唯一の銀行という立場を多数束ねた、田舎の寡占の集合体が最大の強み。支店長への分権は地元の信頼と速い判断を生み、半世紀の増配がその堅実さを証明する。州都の大型行とも田舎の零細行とも違う、州まるごと密着型の立ち位置にいる。
オクラホマ州の百を超える町での貸出と預金の利ざやが収益の柱。農業と畜産、エネルギー、地元の中小企業への融資が中心で、信託や保険の手数料も加わる。各地の支店長に与信の権限を持たせる分権の経営で、町ごとの事情に即した融資を行う。低コストの預金と地元の信頼で稼ぐ構造になっている。
油価の急落はエネルギー関連の借り手と州経済の両方を冷やす。農業は天候と穀物相場の波をかぶる。州一極集中の地盤は分散が効かない。預金が潤沢な分、金利の低下局面では運用先を欠いて利ざやが痩せやすい。
半世紀近い連続増配を続ける堅実な経営。創業家の流れをくむ長期目線で、小さな町の銀行を一つずつ買収して網を広げる。審査の保守性と厚い資本を守り、急成長を求めない方針が特徴になっている。
州の経済と、油価と農業の市況、金利水準に依存する。エネルギーと農業に根ざした州経済が安定を保つか、原油安や干ばつが借り手を傷めないか、潤沢な預金を生かせる金利環境が続くか、そして小さな町の銀行の買収を重ねられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $14.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(12%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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