BTCT
BTC Digital Ltd.マイニング機を自社で使うだけでなく仕入れて売る・貸すという商社的な収益源を持つ点、そして英語教育事業から丸ごと暗号資産事業へ転身した経歴を持つ点が特徴。
ビットコインの採掘そのものに加え、採掘機(ASIC)の仕入れ・転売・レンタルという3本柱で稼ぐ。2025年の売上構成では採掘機の転売が7割超を占め、直接のマイニング収益は1割強にとどまる。
ビットコイン価格が下がれば、採掘の採算と採掘機の転売価格が同時に悪化する。米ジョージア州で着工したAI計算インフラ事業はまだ顧客契約も資金調達のめども無い初期段階で、収益化には時間がかかる。
暗号資産関連の法規制対応として、CEO自らが率いるコンプライアンス専任チームを置き、規制違反の恐れがある経営判断には拒否権を持たせている。配当は支払っておらず、固定した配当方針も定めていない。
収益はビットコイン価格の変動と採掘機の需給に左右される。採掘機は特定の仕入れ先に依存しており、保有する約3,000台の採掘機はアーカンソー州の施設に集中している。
この会社をどう読むか
BTCTという名前からビットコイン採掘に特化した会社という印象を受けるが、実際の売上の中心は採掘機(ASIC)の転売とレンタルにある。ケイマン諸島籍でシンガポールに本社を置き、普通株式を直接Nasdaqに上場している。
2025年の売上構成では採掘機の転売が7割を超え、直接のマイニング収益は1割強にとどまる。米ジョージア州でAI計算インフラ事業への参入も打ち出しているが、顧客契約も資金調達のめども無いごく初期の段階にある。
バランスシート (要約)
資産 $25M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $19M(79%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$43K
- 他の流動資産$9M
- 固定資産$16M
- 流動負債$5M
- 短期借入金$125K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $9M
- 売上成長率
- −23.3%
- 粗利率
- −12.5%
- 営業利益率
- −27.3%
- 純利益率
- −31.1%
- ROE
- −14.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $4M
- フリーCF
- $1M
- 営業CFマージン
- 42.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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