安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
物流の費用の請求書の処理という、極めて狭いが企業に欠かせないニッチで米国最大手という寡占の地位が最大の強み。百年を超える歴史と、大手の製造業との深い関係を持つ。処理のために預かる資金の運用も収益にする。地味だが連続して増配を続けてきた。物流費の処理に特化した、寡占的な専門の会社の立ち位置にいる。
大手の製造や流通、小売の企業に代わって、物流の費用の請求書を処理し、その支払いを代行するのが事業の柱。膨大な運送の請求書を点検し、料金を確かめ、支払い、記録するという手間のかかる業務を一手に引き受ける。光熱費の処理も手がける。あわせて、小規模な商業銀行も併せ持つ。処理のために預かる資金の運用の収益も得る。請求書の処理の手数料と、預かり資金の運用で稼ぐ構造になっている。
物流の量が急に減れば、処理する請求書が細る弱点を抱える。主要な顧客が請求書の処理を自前に切り替えれば、委託が減る。金利の急な低下は、預かり資金の運用の収益を縮める。人工知能や自動化が請求書の処理を変え、業界の再編を促す恐れもある。少数の大口の顧客への依存も偏りになる。
配当を長く連続して増やしながら、保守的な財務を保つ堅実な経営。物流の量と金利の波の影響を受けつつ、物流費の処理という寡占のニッチで、預かり資金の運用も交えて安定して稼ぐ。地味だが連続増配を続ける、堅実な専門の銀行の運営の方針が特徴になっている。
物流の量と、処理の委託需要、金利に依存する。世界の物流の量が保たれて処理すべき請求書が生まれるか、企業が手間のかかる請求書の処理を外部に委託する需要が続くか、金利の水準が預かり資金の運用の収益を支えるか、そして主要な顧客との長い関係を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $243M(9%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
読み込み中…