
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
十九世紀の前半に創業した、ニューヨーク州でも最古級の銀行という長い歴史が最大の特徴。ニューヨーク州の北部の小都市を地盤にする独立系の地方銀行で、大学や地方の医療、小規模な製造業といった地域の経済に密着する。信託や保険の手数料で収益を分散する。一般の地方銀行とは異なる、最古級の歴史と手数料の分散を持つニューヨーク州北部の小型の地方銀行の立ち位置にいる。
ニューヨーク州の中央部や北部の小都市と、ペンシルベニア州の北部で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。事業や商業用の不動産、住宅、消費者の融資に加え、信託や資産運用、保険といった手数料の事業も手がける。約三十の支店を構える。十九世紀の前半に創業した、ニューヨーク州でも最古級の銀行の一つで、長い歴史を持つ。手数料の事業が、金利だけに頼らない収入の分散になる。利ざやと手数料で稼ぐ構造になっている。
ニューヨーク州の北部の小都市の経済の長期の減速や、人口の減少は、業績を冷やす弱点になる。商業用の不動産の悪化もある。資産運用の市場の下落は、手数料の収入を減らす。規模が小さく、効率で大手に劣る面もある。地銀の再編による買収の圧力も付きまとう。金利の低下も利ざやを縮める。
配当を長く連続して出しながら、保守的な与信の規律と、家族経営のような文化で長く独立を保ってきた伝統的な経営。信託や保険の手数料の事業で、金利だけに頼らない収入を分散する。派手さはないが、地域への密着と長い連続配当を重んじる。最古級の歴史を継ぎながら、独立を保って着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
地域経済と、資産運用、金利に依存する。地盤とするニューヨーク州の北部の小都市の、農業や医療、大学、中小の製造業に支えられた経済が保たれるか、信託や資産運用の手数料の事業の運用残高が保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、そして商業用の不動産が健全かが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $255M(9%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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