CICB
CION Investment(社債)本体の普通株は配当の変動が大きい高利回り株だが、この社債は決まった利息を先に受け取る設計で、値動きの性格がずっと穏やか。同じ会社への投資でも、株と債券で読み方が分かれる好例になっている。
この証券自体は事業を持たない。本体が中堅企業への貸付から得る利息収入を裏付けに、額面$25あたり年7.5%の利息を受け取り、2029年の満期に額面で償還される仕組みになっている。
景気後退で貸付先の焦げ付きが増えると、本体の体力が削られて利払いの安心感が揺らぐ。小さな発行体の社債なので、市場が荒れると売買が細り、値も崩れやすい。
証券そのものに経営はなく、本体の経営姿勢に従う。本体は担保付きの貸付を中心に据える保守寄りの運用方針で、貸付先の信用管理がこの社債の重要条件になる。
支払いの源は本体の貸付先の返済力。米国の景気と中堅企業の資金繰り、金利の水準が本体の収益を左右し、この社債の安心感を決める。
この会社をどう読むか
CICB は、米国の中堅企業へ直接お金を貸す上場投資会社 CION Investment(普通株は CION)が発行した上場社債だ。2029年の満期まで年7.5%の利息を受け取る、債券の性格を持つ銘柄。
読むべきは本体の貸付ポートフォリオの健全さで、会社の性格は CION のページが本体になる。株のほうは配当も値動きも大きく揺れるが、この社債は利息を先に受け取る分だけ穏やかだ。「貸付ファンドにお金を貸して利息を受け取る器」と捉えるとよい。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $708M(38%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$8M
- 長期借入金$1.1B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −2.9%
- ROIC
- —
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $77M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $78M
- 配当性向
- —
CICB の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…