CIMN
Chimera Investment(社債)本体の普通株は配当の増減が激しい高利回り株だが、この社債は決まった利息を株主より先に受け取る設計で、同じ会社への投資でも性格がまるで違う。年9%という厚い利回りが信用リスクの対価になっている。
この証券自体は事業を持たない。本体が住宅ローン関連の投資から得る収益を裏付けに、額面$25あたり年9%の利息を受け取り、2029年の満期に額面で償還される仕組みになっている。
金利の急変動で本体の資産価値が急減したり、借り手の延滞が広がったりすると、利払いの裏付けが細る。発行額の小さな社債なので、市場が荒れると売買が薄くなり値も崩れやすい。
証券そのものに経営はなく、本体の経営姿勢に従う。本体は借入を使って住宅ローン資産に投資する会社で、その借入と金利の管理の巧拙がこの社債の重要条件になる。
支払いの源は本体の資金繰りと信用力。米国の金利の急な変動と、保有する住宅ローン資産の損失の増減が本体の体力を左右し、この社債の安心感を決める。
この会社をどう読むか
CIMN は、住宅ローン関連の証券に投資する Chimera Investment(普通株は CIM)が発行した上場社債だ。2029年の満期まで年9%の利息を受け取る、株ではなく債券の性格を持つ銘柄。
厚い利回りの裏側には、金利変動に弱い発行体の信用リスクがある。読むべきは本体の資産と借入の管理が保たれているかどうかで、会社の性格は CIM のページが本体になる。この証券は「その会社への貸付から利息を受け取る器」と捉えるとよい。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $15.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.6B(16%)。
同業の平均並みの水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$279M
- 長期借入金$252M
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.0%
- ROIC
- —
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$249M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $123M
- 配当性向
- 53.2%
CIMN の掲示板
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