ECBK
ECB Bancorpマサチューセッツ州の特定の地域に集中する貯蓄銀行という点と、近年の相互会社から株式会社への転換、従業員の持ち株の仕組み、協同組合に由来する歴史が最大の特徴。地域に深く根ざす。同じ州の規模で勝る貯蓄銀行や協同組合の銀行とは異なる、特定の地域に集中し従業員の持ち株の仕組みを持つ超小型の地方銀行の立ち位置にいる。
マサチューセッツ州の特定の地域に集中して、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。傘下の協同組合に由来する銀行を通じ、商業用の不動産や住宅、消費者の融資を手がけ、住宅ローンの比率が高い貯蓄銀行の典型の構成を取る。近年、相互会社から完全に株式会社へ転換して上場した。従業員の持ち株の仕組みを持ち、自社株買いなどの小規模な資本の配分も行う。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
マサチューセッツ州の商業用の不動産、とりわけオフィスの分野の信用の悪化が続く弱点になる。金利の低下は利ざやを圧迫する。地域の規模で勝る貯蓄銀行や協同組合の銀行との、価格やシェアの争奪もある。資本の保全の要件で、配当や従業員の持ち株の仕組みが制約されることもある。信用の引当の積み増しや、経営の後継の問題も付きまとう。
配当を続ける経営。現在の経営者が率いる。傘下の銀行を通じ、特定の地域への集中と、商業用の不動産や住宅の融資の管理、資本の保全の要件の遵守、従業員の持ち株の仕組みの運営、自社株買いを進める。特定の地域への集中と、従業員の持ち株の仕組みや協同組合に由来する歴史が、運営の中核になっている。
地域経済と、金利、商業用不動産に依存する。地盤とするマサチューセッツ州の特定の地域の融資と預金の需要が保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、商業用の不動産、とりわけオフィスの分野が健全か、そして資本の保全の要件の下で配当や従業員の持ち株の仕組みを続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $172M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $598K
- 売上成長率
- 3.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 4.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $9M
- フリーCF
- $9M
- 営業CFマージン
- 1541.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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