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Electra Battery Materials掘る側ではなく精製という川下の工程を北米で自前に持とうとしている点が、他の資源株と性格を分ける。アイダホにコバルトと銅の鉱床も抱える。
本業の売上はまだほとんど立っていない。オンタリオの精製所が動けば、鉱石や使用済み電池から回収した黒色粉末を原料に、電池向けの高純度コバルトを作って売る計画だ。
設備の損傷や部品の調達難で工期が延び、見通しを引っ込めた前歴がある。遅れるほど増資がかさんで株式は薄まり、稼働にこぎつけてもコバルト相場が崩れれば安価な中国産に価格で勝てない。
工場を完成させることが経営のほぼすべてで、資金繰りと工期の管理に人と時間が割かれている。カナダとオンタリオ両政府からの資金支援も当て込むが、確約されたものではない。
命綱は資金繰りで、建設を続ける資金を外から引き出せる限りしか工事は進まない。加えてコバルトの相場と、電池材料を中国以外で確保しようとする各国の政策が採算を決める。
この会社をどう読むか
Electra Battery Materialsという社名は、この会社の履歴のごく一部でしかない。2011年にPatrone Gold Corp.として設立され、Aurgent、First Cobaltと看板を掛け替えながら事業の中身を作り替えてきた。
行き着いた先が、電池に欠かせないコバルトを中国に頼らず北米で精製するという一点だ。オンタリオの工場はまだ建設の途上で、本格的な売上はない。完成までの資金をどこまで引き出せるかで、この会社の生死が決まる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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