配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
本体の普通株は毎月の高い分配と引き換えに値動きの荒いファンドだが、この社債は決まった利息を先に受け取る設計で、性格が一段と落ち着いている。年8.5%の利回りが信用リスクの対価になっている。
この証券自体は事業を持たない。本体が企業向け貸付をまとめた証券への投資から得る収益を裏付けに、額面$25あたり年8.5%の利息を受け取り、2031年の満期に額面で償還される。
景気後退で企業の焦げ付きが広がると、本体が保有する証券の中でも損失を最初に被る部分から傷み、利払いの裏付けが細る。小さな発行体ゆえ、市場が荒れると売買も値も細りやすい。
証券そのものに経営はなく、本体の経営姿勢に従う。本体は住宅ローン投資から企業貸付の証券投資へ本業を転換した歴史を持つファンドで、運用会社の目利きがこの社債の生命線になる。
支払いの源は本体の投資成績と資金繰り。米国企業の借金の焦げ付き率と、貸付市場の落ち着きが本体の体力を左右し、この社債の安心感を決める。
資産 $784M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $229M(29%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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