安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
一世紀を超えて赤字を出したことがないという、米国の銀行でも稀な実績が最大の強み。派手さを徹底して避ける審査の文化と、小都市での圧倒的な存在感が、低コストの預金と忠実な顧客を生む。成長州の追い風を受けながら危ない橋を渡らない、地銀の優等生の立ち位置にいる。
テキサス州の中小都市での貸出と預金の利ざやが収益の柱。地元の中小企業や農場、家計への融資が中心で、信託や資産管理の手数料も加わる。大都市の派手な案件を追わず、顔の見える地元の取引に徹する。低コストの預金を集め、堅実な貸出で着実な利ざやを稼ぐ構造になっている。
州経済が石油の不況や干ばつに見舞われると、地元密着ゆえに逃げ場がない。優等生としての割高な株価は、わずかな失速でも大きな調整を招く。金利の急変は利ざやと保有債券の評価を揺らす。買収で育ってきた歴史は、後継の案件が見つからなければ成長の鈍化につながる。
数十年にわたる連続増配を続ける、株主還元と健全性の両立の経営。資本を厚く保ち、買収は同じ文化を持つ小さな銀行に限る。融資の規律を曲げてまで成長を追わず、テキサスの成長とともに静かに大きくなる方針が特徴になっている。
テキサス州の経済と、利ざやの維持、保守的な審査の継続に依存する。人口と企業の流入が続く州の成長が地盤を潤すか、低コストの預金基盤を守れるか、貸し倒れを業界最低水準に抑える審査の文化を保てるか、そして割高な株価評価に見合う成長を示し続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $15.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(12%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
読み込み中…