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FEMSA
中南米の消費財企業の多くは製造か小売のどちらかにとどまる。FEMSAは店舗網と飲料のびん詰めを両方持ち、自社の店頭で自社の飲料を売るという縦のつながりを築いている。
稼ぎの柱は、OXXOコンビニの店舗網と、コカ・コーラ製品を地域でびん詰めして売る飲料事業の二つ。2024年には米Delek US Holdingsからテキサス州中心の249店を$385Mで買い、コンビニ網を米国側にも広げた。
絞り込みの過程では資産の売却益が業績を膨らませる年があり、コンビニと飲料そのものの実力が見えにくくなる。売るものが尽きたあとは、店舗数と客単価だけで数字を作らなければならない。
周辺事業を売って得た資金を、コンビニの出店と決済事業に振り向ける方針を鮮明にしている。配当は続けており、2025年11月にはコンビニ・薬局部門を率いていた人物がCEOに就いた。
メキシコと中南米の個人消費、そしてコンビニをまだ出せる余地が残っているか。ネットで買った品の代金をOXXOの店頭で現金払いできるOXXO Payのような仕組みを店舗網に重ねられるかも、収益源の広さを決める。
この会社をどう読むか
FEMSAという社名の起点は、1890年に設立されたメキシコ初のビール醸造所セルベセリア・クアウテモックにさかのぼる。そのビール会社が、いまはコンビニと飲料の複合企業になっている。
この数年の売却の履歴を並べると、会社の性格がよく分かる。2023年に打ち出した「FEMSA Forward」という戦略のもと、冷蔵設備、プラスチック、物流のソリスティカを順に手放した。2025年5月には長く保有してきたハイネケン株の売却も終えている。残したのはOXXOの店舗網と飲料の二つで、手にした資金はその出店と決済の仕組みに回っている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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