安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
北東部から南部まで広がる地盤と、買収を通じて広げてきた地域網が強み。成長する南部へも地盤を広げ、地域の事業者との結びつきを保つ。買収で規模を広げて効率を高めつつ、地域密着のきめ細かい営業を続ける。手数料事業も併せ持ち、地盤を広げてきた中堅の地方銀行という立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。ペンシルベニア州など北東部から、南部のノースカロライナまで広がる地盤で、中小企業向けの融資や個人向けの銀行業、住宅ローンを手がける。これに、資産運用や保険、決済などの手数料収入が加わる。地域に根ざした融資から利ざやで稼ぐ構造になっている。
景気後退で融資先の経営が悪化すると、貸し倒れが増えて損失が膨らむ。金利の急変は利ざやを圧迫し、預金の流出を招くこともある。地方銀行への信用不安が広がると預金が流出しやすく、商業用不動産向け融資の焦げ付きや、買収した銀行の統合の難しさも、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、買収による地域網の拡大と、地域での融資・預金基盤の強化、手数料事業の育成に力を入れる経営。北東部から南部への地盤拡大を進めながら、貸し倒れを抑えて融資を伸ばし、買収を統合して効率を高め、金利変動に備えて利ざやを安定して稼ぐ方針が特徴になっている。
地盤とする地域の景気と、金利の水準、融資先の健全さに依存する。地域経済が成長して融資が伸びるか、利ざやを確保できるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして買収した銀行をうまく統合して効率を高められるかが、業績を左右する大きな前提になる。地域の景気が収益の土台になる。
資産 $50.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.8B(13%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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