FNWB
First Northwest Bancorp総資産の小さな地域銀行でありながら、Canapi VenturesやBankTech Venturesなど銀行向け新興企業に投じるファンドへ出資してきた。投資銀行業を営むMWGの33%も持ち、預金と貸出の外側に収益源を探ってきた。
傘下のFirst Fedが、ワシントン州西部6郡の17拠点で預金を集め、商業用不動産や集合住宅、自動車ローンなどに貸し出して利ざやを得る。住宅ローンは組成した後に売却し、その手数料も収入になる。
行政・医療・観光・林業に支えられた地元経済が傾けば、貸出の焦げ付きが増える。金利が急に動けば、預金と貸出の期間のずれから利ざやが縮む。キング郡の支店は2026年4月末に閉じる予定で、拠点網も縮む方向にある。
広げた出資は順に畳まれている。Hero Fundは2026年4月から資本の引き揚げに入り、MWGCの持ち分は期末後に全額償還した。本店は1923年に銀行が始まった地、ワシントン州ポートエンジェルスに置いたままだ。
貸出先である地域経済の体温と、金利の水準が利ざやの厚みを決める。出資したファンドの評価が上下すれば、その分は損益にそのまま乗ってくる。
この会社をどう読むか
First Northwest Bancorp の本業は、1923年にポートエンジェルスで始まった貯蓄銀行の商売そのものである。ところがこの小さな銀行は、銀行向けフィンテックのファンドへいくつも出資してきた。
実験の結末はいま出つつある。Hero Fundは2026年4月から資本を引き揚げ、MWGCの持ち分は全額償還された。キング郡の支店も同じ2026年4月に閉じる。広げた手を畳んで、ワシントン州西部6郡17拠点の預金と貸出へ戻る途中にある。
バランスシート (要約)
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $157M(7%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −2.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $1M
- 配当性向
- —
FNWB の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…