安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
ニューハンプシャー州の沿岸という特定の地域に集中し、住宅の融資を中心に営む点と、百年を超える歴史、相互会社からの転換が最大の特徴。広い地域に展開する大手とは異なる、特定の地域に集中する超小型の貯蓄銀行の立ち位置にいる。
地盤とする地域で預金を集め、住宅の融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。傘下の貯蓄銀行を通じ、ニューハンプシャー州の沿岸の地域と、隣接するメイン州の南部に支店を構え、住宅ローンを中心に、地域の中小の企業や商業の不動産にも融資する。百年を超える歴史を持ち、相互会社から段階を踏んで株式会社へ転換して上場した。住宅ローンの比率が高い貯蓄銀行の典型の構成を取る。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
金利の急な変化が、住宅ローンの比率が高い貯蓄銀行の利ざやを圧迫する弱点を抱える。地域の住宅市場の悪化は、融資の焦げ付きを招く。地域で規模に勝る銀行との、預金やシェアの争奪もある。一つの地域に偏るため、その経済の不調が業績に直に響く。総資産が小さく、規模の不利も付きまとう。利ざやが薄く、利益が出にくい局面もある。
配当を続ける超小型の貯蓄銀行の経営。現在の経営者が率いる。傘下の貯蓄銀行を通じ、住宅の融資と預金の管理、利ざやの確保、転換で得た資本の管理を進める。特定の地域への集中と、住宅の融資への注力が、運営の中核になっている。
地域経済と、金利、住宅の融資に依存する。地盤とする沿岸の地域の住宅の融資と預金の需要が保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、住宅市場が健全か、そして転換で得た資本を保ちつつ配当を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $599M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $64M(11%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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