FSS
Federal Signal道路清掃車や下水洗浄車といった、専門性が高く競合の限られた特殊作業車の分野で確かな地位を持つ点が強み。インフラの維持に欠かせない車両ゆえ、老朽化に伴う更新需要が安定して生まれる。車両と安全機器という二つの柱を持ち、交換部品や保守の繰り返し需要も取り込める専門メーカーの立ち位置にいる。
道路を清掃する車や、下水管を洗浄・吸引する作業車、除雪車といった特殊な作業車両の販売が収益の柱。これに、緊急車両の警告灯やサイレン、産業向けの警報機器などの安全機器が加わる。自治体やインフラ事業者、産業を顧客とする。車両本体に加え、交換部品や保守の需要も取り込む。特殊作業車と安全機器を供給して稼ぐ構造になっている。
自治体の予算削減や景気後退で、特殊作業車や設備への投資が絞られると、販売が鈍る。部材費や人件費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。車両の需要は更新の周期や予算に左右され、特定分野への偏りや、競合との競争も、収益の重しになりうる。ただし更新需要と部品が一定の下支えになる。
配当を出しつつ、特殊作業車の技術開発と、買収による事業拡大、部品・保守の取り込みに力を入れる経営。インフラの維持に伴う更新需要という安定した土台を生かし、特殊作業車と安全機器の二つの事業で、部品・保守の繰り返し需要も取り込みながら、専門性を生かして着実に稼ぐ方針が特徴。
自治体・インフラの予算と、産業の設備投資、車両の更新需要に依存する。自治体やインフラ事業者が清掃車などに投資するか、老朽化した車両の更新需要を取り込めるか、産業の安全機器の需要が活発か、そして部材費を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。インフラ・自治体の需要が土台になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(58%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$64M
- 他の流動資産$790M
- 固定資産$1.5B
- 流動負債$282M
- 長期借入金$565M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.2B
- 売上成長率
- 17.1%
- 粗利率
- 28.9%
- 営業利益率
- 15.6%
- 純利益率
- 11.3%
- ROE
- 17.8%
- ROIC
- 13.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $255M
- フリーCF
- $227M
- 営業CFマージン
- 11.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $34M
- 配当性向
- 13.8%
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