
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
百三十年を超える歴史と、自治体や学校の区への融資を得意とする地域でのニッチな強みが最大の特徴。安定した自治体の預金が、利ざやの底堅い源泉になる。相互会社の形をとる親会社が過半を保有する独特の仕組みのもとで、高い収益力を保ってきた。一般の地方銀行とは異なる、自治体への融資に強く独特の仕組みを持つ小型の地方銀行の立ち位置にいる。
ニューヨーク州の州都の周辺や、その南の郊外の地域で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。中小や中堅の企業向けの融資、商業用の不動産、住宅の融資に加え、地域の自治体や学校の区への融資を得意とし、これが地域でのニッチな強みになる。約二十の支店を構える。相互会社の形をとる親会社が過半を保有する独特の仕組みのもとで運営する。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
地盤とする地域の経済の減速や、商業用の不動産の貸し倒れは、業績を揺らす弱点になる。得意とする自治体の財政が悪化すれば、そちらへの融資も滞る。金利の急な変動は利ざやを圧迫する。地域の他の地方銀行や大手との競争も激しい。相互会社の形をとる親会社が過半を握る仕組みには、統治への懸念もある。地域の人口の減少も逆風になる。
配当を長く維持しながら、自治体への融資という強みと高い収益力を保つ経営。現在の経営者が長く率い、相互会社の形をとる親会社が過半を握る仕組みのもとで運営する。派手な拡張より、自治体や地域への密着と高い収益力の維持を重んじる。独立を保ち、自治体への融資のニッチを生かして着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
地域経済と、自治体の財政、金利に依存する。地盤とする州都の周辺の地域の経済が保たれるか、得意とする自治体や学校の区への融資の需要が続くか、それらの自治体の財政が健全か、そして金利の水準が利ざやに有利に働くかが、業績を左右する大きな前提になる。安定した自治体の預金と地域の企業の預金が、利ざやの源泉になる。
資産 $3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $239M(8%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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