
配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
再保険で得た保険料を、著名な投資家が率いる株式の両建ての運用に回す、独特の二つの顔を持つ点が最大の特徴。保険料という元手を高い利回りで運用する、ある有名な投資家の会社に似た仕組みを志向する。保険テックなどの新興企業への投資も組み合わせる。純粋な再保険の大手とは異なる、運用と再保険を組み合わせた超小型の独立した会社の立ち位置にいる。
二つの収益の柱を併せ持つ。一つは、保険会社が抱えるリスクを肩代わりする再保険を、自然災害や事故、海上、航空など幅広い分野で引き受け、保険料を得て保険金を払う事業。もう一つは、その預かった保険料を、共同創業した著名な投資家が率いる、株式を買いと売りの両建てで運用するファンドに回して投資収益を狙う事業。保険テックなどの新興企業への投資も手がける。再保険の利益と、運用の収益で稼ぐ構造になっている。
自然災害が多発すれば、保険金の支払いがかさみ、損失が膨らむ弱点を抱える。再保険の保険料が下がる軟調な市況も逆風になる。預かった保険料を回す運用ファンドの成績が低迷すれば、業績が直撃を受ける。新興企業への投資の評価損も重しになる。著名な投資家個人の運用の手腕への依存も大きい。再保険の大手との競争も激しい。
配当を出さず、現金を温存して運用と再保険の規律ある引き受けに充てる経営。共同創業した著名な投資家が会長と筆頭株主として影響力を持ち、現在の経営陣が運営にあたる。預かった保険料の運用と、損をしない再保険の引き受けの規律を両輪に、独特の二つの顔を生かす方針が特徴になっている。
再保険の市況と、自然災害、投資の成績に依存する。再保険の保険料が高く取れる市況が続くか、自然災害による保険金の支払いを抑えられるか、預かった保険料を回す著名な投資家のファンドの運用成績が良いか、そして新興企業への投資が実を結ぶかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $708M(33%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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