HCXY
Hercules Capital(社債)株のように取引所で買える小口の社債で、値上がり益ではなく年6.25%の利息が目当ての設計。同じ会社に賭けるなら、配当の厚い普通株 HTGC とはリスクの階が違う。
この証券自体は事業を持たない。本体 Hercules から年6.25%の決まった利息を受け取り、満期が来れば額面で返済される。支払いの順番は株主への配当より先。
新興企業の倒産が続いて本体の貸し倒れが膨らむと、利払いへの不安から値が崩れる。満期前に売る場合は金利上昇でも値下がりする。
証券そのものに経営はなく、本体 Hercules Capital の融資規律に従う。貸し倒れを抑えながら高い金利で貸す、目利き勝負の金融業がその中身になる。
利払いと返済は本体の融資事業の健全さにかかっている。貸し先は上場前の新興企業が中心のため、その倒産率と金利水準がこの社債の安心感を左右する。
この会社をどう読むか
HCXY は、上場前の新興企業にお金を貸す Hercules Capital(普通株は HTGC)が発行した、取引所で売買できる小口の社債だ。株ではなく、年6.25%の利息と満期の額面返済を受け取る器にあたる。
読み方は「貸し手の貸し手」。本体の融資先である新興企業の景況が悪化すると、本体の貸し倒れを通じてこの社債の安心感も揺らぐ。会社そのものの性格を知りたいなら HTGC が本体で、この証券は利息を目当てに静かに持つ設計だ。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $4.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(48%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$57M
- 長期借入金$2.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 15.3%
- ROIC
- —
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$426M
- フリーCF
- −$426M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $326M
- 配当性向
- 96.0%
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